NFT 便利方法

【NFTセキュリティ対策】NTFが盗まれたそうになった!Twitterのタグ付けに気を付けよう!

2022年10月8日

Ape

NFTのセキュリティ対策については、以前でも何回か記事で紹介しました。
最近になって、NFTの盗難事故がますます増えています。

今回は、自分NFTが盗まれそうな経験を皆さんにシェアします。

bitFlyer

まず、イケハヤさんのTwitterをご覧ください。

「ツイッターで流れてくるmintサイトは詐欺」です!

とのことです。

実は、この間、偽のMintサイトにアクセスしてしまって、危うくNFT盗難に遭うところでした。

今回は、自分の経験をシェアして、少しでも皆さんに役に立てればと思います。

偽のMintサイトまでアクセスした経緯

NFT盗難されそうになった時の流れ

  • Twitterの通知でタグ付けされたことに気づく。エアドロップ(AirDrop)という情報を目にする。
  • Twitterのプロジェクト(NEN STUDIO)アカウント(後でニセモノだと分かった)を開いて、そこに掲載されるMintサイトにアクセスする
  • 偽Mintサイトに自分のMetamask(メタマスク)財布を接続する
  • 承認(SetApprovalForAll)をしようとするところで、一度立ち止まる。
  • もう一度Mintサイトを確認して、異変を気づく。
  • もう一度Twitterのアカウントを確認して、偽アカと初めて気づく。

Twitterのニセモノのプロジェクト(NEN STUDIO)アカウントにアクセスしてしまった。

Ape

いきなりですが、クイズです。

以下の2枚の写真(Twitterアカウントトップ画面)から、その違いは何でしょうか?

1枚目:

2枚目:

ぱっと見、どれも一緒ですよね。でもちょっとだけ違うところがありますね。

フォロワー数とか、ツイート数とか。。

Pandies
Ape

では、

1枚目と2枚目、どれが本物でしょうか?

ええと~

1枚目だと思います!!

フォロワー数が多いですし、アカウントが作られた時期は早いですね。公式リンクもプロジェクトの名前そのものだから、なので、1枚目が本物です!!

Pandies

左が1枚目、右が2枚目
Ape
実は、1枚目がニセモノで、2枚目のアカウントが本物なんです!

え?!

何で!!??

Pandies
Ape

そうなんです。実は私も最初にニセモノに気づけなくて、さらに偽Mintサイトまでアクセスしてしまいました。

Twitterアカウントの分析については、後でするとして、まず偽Mintサイトを見てみましょう。

偽アカウントで掲載された偽Mintサイトにアクセスしてしまった。

最初に、偽Twitterカウントを気づいていなかったため、最新ツイートで表示されるエアドロップ情報のMintサイトをクリックしてしまいました。

ニセモノのページはこちら:nen-syudios.com
現在でもアクセス可能ですが、間違って絶対アクセスしないでくださいね!

スクリーンショットを撮りましたので、下の図をご覧ください。

結構クオリティが高いと思います。一見してニセモノには見えないのです。

ここに「CONNECT WALLET」をクリックして、Metamask(メタマスク)をつなぐと、承認(SetApprovalForAll)※ということを求められます。

※承認(SetApprovalForAll)については、以前の記事で紹介しています。

「SetApprovalForAll」に敏感すぎる私にとっては、ようやくここで踏みとどまりました。

そのあと、このMintサイトを詳しくみたら、異変を気づきました。

偽Mintサイトの異変を気づく

Mint中の数字がどんどん上がっていき、いかにもたくさんの人がMintしていますよ、と演出しています。(上図数字 564/1000 Claimedの部分)

よ~く見たら、なんと数字が3ずつ機械的に上がっているだけで、981で止まりました。(以下の15秒ほど動画をご覧ください。)

偽のTwitterアカウントを気づく

これで元のTwitterアカウントを再度確認。本物のサイト(昔からフォローしていた)と比較して、もう少し詳しく確認してみました。

最初にお見せした1枚目と2枚目の画像を使って、Twitterアカウントのトップページを比較してみると、主に8か所の違いがありました。

下で1つずつ分析してみます。

  • ツイート数が違います。ニセモノ(左)の49件に対して、本物(右)は998件です。
  • TwitterのIDが若干違います。というか、ニセモノが小文字とかを駆使して、本物っぽくしています。これの項目だけでは、絶対見分けられません。
  • 公式リンクですが、ニセモノがプロジェクトの名前そのものを利用して、偽ページを作っています。本物のリンクを見るだけでは、あまり分からないというか、逆にニセモノっぽく感じてしまいます。
  • 私はニセモノをフォローしていなく、本物を昔からフォローしています。これだけでも判断できません。
  • Twitterのアカウント開設日ですが、ニセモノがより早く開設しています。これはおそらく闇サイトで買ったアカウントだと思われます。
  • フォロワー数も、ニセモノのほうが多いです。これもおそらくお金を払えば、フォロワー数を増やせるので、偽装できます
  • ここは重要な見分けポイントかもしれません。知っている人が本物をフォローしています。(イケハヤさんも)
  • 最新のツイートや固定ツイートを見ても基本わからないです。エンゲジメント(いいね数とリツイート)も偽造できます。
Ape

確かに、②、③、⑤の項目だけ見たら、1枚目のアカウントが本物だと思ってしまいますが、全体的に見ると、おかしいのところがたくさんあると分かってきます。

上の8項目を単独で判断するのではなく、総合的に確認することをお勧めします。

ちなみに、本物のNEN STUDIOのアカウントからは、早くも偽アカウントを名指しで注意喚起しました。


Twitterで偽アカウント、偽サイトを判断するポイント

偽アカウント、偽サイトを判断するポイント

  • Twitterでタグ付けされて、お得情報があってもすぐに飛びつかない。
  • 当選のDMは、99%が詐欺。
  • 公式と思われるTwitterアカウントでもよく確認する。
  • サイトで「SetApprovalForAllが出たら、基本的に承認しない。一度キャンセルをして、何度も確認する。

NFTセキュリティ対策については、Twitterで対策するだけではなく、様々な場面でも気を付けないといけません。

以前まとめたセキュリティ対策に関する記事をぜひご覧ください。

NFT盗難・詐欺を防ぐ!~NFT、仮想通貨セキュリティ対策の6か条~


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